千葉県議会。
文教常任委員会県外調査最終日。
最終日は、札幌から江別市の北海道立埋蔵文化財センターを視察。
千葉県では令和元年度末から成田空港の機能強化に伴う埋蔵文化財調査がはじまり、発掘調査事業量が急激に増加している事から、こちらの施設からも3名の調査員が派遣されています。
現場では、文化財の収蔵施設規模や収蔵状況を伺い、一般展示室を見学。

私が目を見張ったのは、年表でした。
本州では当たり前に、
縄文→弥生→古墳→飛鳥奈良
と考えますが、北海道の文化区分では、
縄文→続縄文→擦文文化→アイヌ文化
と続きます。
北海道には北海道の時代文化区分があるという事が、未来を担う次世代のみなさんにもきっと個々のアイデンティティの形成に影響する事は間違いありません。
それぞれが、それぞれのルーツに自信を持って生きる社会の実現こそが、地域産業を守ることに繋がるのではないか。
教育長ともさまざまなお話しができ、とても有意義なひととき。
今こそ、特色ある教育。その大切さを痛感した視察でした。

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